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2019年11月の転職求人数は前年比8.2%増、転職希望者数は7.6%増

パーソルキャリアがまとめた「doda転職求人倍率レポート」によると、11月の転職求人数は前月比2.3%増、前年同月比8.2%増、転職希望者数は前月比8.3%減、前年同月比7.6%増だった。求人数は3カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新した。

 転職求人倍率は前月比0.29ポイント増、前年同月比0.02ポイント増の2.81倍だった。

11月も求人数は増加し、3カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新した。一方、転職希望者は年末に向けて活動が落ち着く傾向があり、11月の転職希望者数は前月比8.3%減と、今年も同様の傾向が見られた。

求人数は増加し、転職希望者数は減少したため、求人倍率は前月から0.29ポイント上昇し、2.81倍となった。

転職市場の動向についてパーソルキャリアでは「市場全体では、引き続き求人数は多いものの、求人数が増加している業種、職種には偏りが見られるため、転職先を検討する際には注意が必要」と指摘した。

業種別にみると、求人数の前月比は8業種(その他を含まない)のうち「メディカル」を除く7業種で増加した。特に伸びたのは、「サービス」(前月比3.63%増)、「金融」(同3.58%増)。

「サービス」では、建設や不動産、技術者派遣の人材サービスなどで求人数が増加した。前年同月比でも求人数の増加幅が15.9%増と最も増加した業種となっており、前月比で挙げた建設や不動産、技術者派遣の人材サービスに加えて、宿泊施設のスタッフ職やエネルギー関連の技術職でも求人数が増えている。

「金融」では、生命保険会社が営業職の採用に積極的で、個人営業のほかに、代理店の販路も強化しているため、代理店営業の求人数も増加した。

【業種別 求人数増加率(前月比)】
サービス  3.6%増
金融    3.6%増
商社・流通 2.7%増
IT・通信  2.5%増
小売・外食 2.2%増
メディア  0.6%増
メーカー  0.6%増
メディカル 3.9%減

その他   2.3%増

 職種別では、求人数の前月比は11職種のうち「営業系」「技術系(化学・食品)」を除く9職種で増加した。特に伸びたのは、「技術系(メディカル)」(同7.9%増)、「技術系(建築・土木)」(前月比6.8%増)。

「技術系(メディカル)」では、研究開発や臨床開発を請け負う企業が増えていることが増加の要因となった。

「技術系(建築・土木)」では、施工管理の求人数が引き続き多く、建築施工管理や設備施工管理で増加が目立った。前年同月比でも求人の増加率が最も高く39.7%増だった。

【職種別 求人数増加率(前月比)】
技術系(メディカル)7.9%増
技術系(建築・土木)6.8%増
専門職       3.8%増
販売・サービス系  3.6%増
技術系(IT・通信) 2.2%増
クリエイティブ系  2.2%増
企画・管理系    2.0%増
事務・アシスタント系2.0%増
技術系(電気・機械)1.3%増
営業系       0.1%減
技術系(化学・食品)3.6%減

今後の転職市場についてパーソルキャリアでは、「12月以降も求人数は増減しながらも緩やかに増加していく見込み。増加幅はこれまでよりも小幅となる見通しだが、注力事業への増員や、事業課題の解決を担う人材を補うなど、中途採用を行うことで事業拡大を図る企業は多く、採用への意欲が高い状態は変わらない」とした。

一方で、「昨年に比べて求人数が減少している業種、職種があるなど、2017~2018年度に比べると変化が見られる」と指摘した。

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